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2 ファイルを保護する 「TSLocker」

2-4 その他の設定

2-4-1 端末を限定するには

    ファイル(フォルダー)を利用(閲覧/再暗号化/復号)できる端末を限定するには、以下のように設定します。
    端末の限定は、すべてのモード(閲覧/閲覧印刷/再暗号化/復号)に対して有効になります。許可されていない端末では、正しいパスワードを入力しても利用できません。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [端末を限定する]にチェックを入れます。
  2. [端末の設定]ボタンをクリックします。
    端末の設定

    「端末を限定する」ダイアログが表示されます。
    端末を限定する
  3. <新しい端末を追加する場合は>:
    [追加]ボタンをクリックします。

    ※追加できる端末情報数は、こちらをご覧ください。
    ※端末を限定するためには、利用する端末の情報を取得する必要があります。
    ※端末情報の取得方法は、こちらをご覧ください。
    新しく追加

    取得済みの端末情報から利用したいものを、[端末情報]に貼り付け、[名前]や[備考]など必要な情報を入力して[OK]をクリックします。 端末を追加


    <既に登録してある端末から追加する場合は>:
    [リストから追加]ボタンをクリックします。

    ※追加できる端末情報数は、こちらをご覧ください。
    既に登録しているリストから追加

    端末の一覧から許可したい端末を選択して[OK]をクリックします。
    リストから追加
  4. 許可された端末の一覧を確認して、[閉じる]ボタンをクリックします。
    端末を限定

2-4-2 ファイルに利用期限を設定するには

    ファイルに利用期限を付けたい場合は、以下のように設定します。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [有効期限]にチェックを入れます。
  2. ファイルの期限をカレンダーから設定します。
    ※直接入力も可能です。

    有効期限を設定

2-4-3 期限切れファイルを自動削除するには

    ファイルの利用期限が過ぎたときに自動的に削除するには、以下のように設定します。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [有効期限]にチェックを入れます。
  2. ファイルの期限をカレンダーから設定します。
  3. [期限を過ぎた暗号化ファイルは削除する]にチェックを入れます。
    自動削除を設定

2-4-4 ファイルにメッセージを設定するには

    あらかじめファイルにメッセージを設定しておくことができます。相手がファイルを開くときに表示されます。以下のように設定します。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [メッセージ]に伝えたい内容を入力します。
    メッセージを設定

2-4-5 透かしを印刷する設定にするには

    ファイルを閲覧印刷モードで印刷するときに、透かしを印刷するには、以下のように設定します。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [閲覧と印刷を許可する]にチェックを入れます。
  2. [印刷パスワード]にパスワードを入力します。
  3. [確認パスワード]にパスワードを入力します。
  4. [透かし印刷する]にチェックを入れます。
  5. [透かし文字]ボタンをクリックします。
    透かし文字を設定
  6. [透かし文字]に印刷したい文字を入力します。
    透かし文字
  7. [OK]ボタンをクリックします。

    透かし文字には、以下の設定/書式が設定可能です。
  • 書式指定は $書式$ のように $ で囲んだキーワードで構成します。
  • 値が必要な書式は $font=フォント名$ のように、キーワードと値を = で区切ります。
  • $$ は 文字 $ を示します。

  •  (例)「Confidential」という文字を、不透過率50%で、ネイビー色で印刷する設定
        $color=navy$$opacity=50$Confidential

  • 文字書式は、先頭のみ認識します。途中から変更することはできません。
  • 複数指定する場合は、連続して指定します。スペースも入れません。


  • Username
    PCへのログインユーザー名
  • Computername
    コンピューター名
  • date=日付書式
    印刷日時(書式省略時 yyyy/MM/dd)
  • time=時刻書式
    印刷日時(書式省略時 hh:mm:ss)
  • font=フォント名
    フォント名を指定します。初期値は「MS ゴシック」。
  • size=フォントサイズ
    フォントサイズをpoint数で指定します。初期値は自動判定します。
  • pos=位置種類
    header  :ヘッダーに追加します
    footer  :フッターに追加します
    horizontal  :用紙全体に横に追加します
    slant  :用紙全体に、斜めに追加します (初期値)
  • align=文字寄せ種類
    上記の pos=header または pos=footer を指定している場合のみ有効になります。
    left  :左寄せ
    right  :右寄せ
    center  :中央揃え (初期値)
  • lines=行数
    行数を指定します。最大100。初期値は自動判定します。
  • opacity=不透過率
    0~100で指定します。値が大きいほど不透過になります。初期値は20。
  • color=#RGB値または色の名前で指定
    色をRGB値で指定します。
    (例) #ff0000  赤。初期値はこの赤が指定されています。

    ※対応する color name 一覧は、以下のとおりです。16色のみに対応。
    Aqua  #00FFFF
    Black  #000000
    Blue  #0000FF
    Fuchsia  #FF00FF
    Gray  #808080
    Green  #008000
    Lime  #00FF00
    Maroon  #800000
    Navy  #000080
    Olive  #808000
    Purple  #800080
    Red  #FF0000
    Silver  #C0C0C0
    Teal  #008080
    White  #FFFFFF
    Yellow  #FFFF00
  • Bold
    太字
  • Italic
    斜体
  • Underline
    下線
  • Strikeout
    取り消し線
  • Outline
    中抜き

2-4-6 指定の端末だけキャプチャーを許可するには

    プリントスクリーンキーを利用するアプリケーションがインストールされている環境や、仮想環境で利用するような場合は、キャプチャー保護対象となるため、閲覧モード/閲覧印刷モードでは起動できません。そのような端末で利用したい場合に設定します。
    ただし、この設定はセキュリティホールになりますので、お客様のご判断で設定ください。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [指定の端末だけキャプチャーを許可する]にチェックをいれます。
    指定の端末だけキャプチャーを許可
  2. [端末の設定]ボタンをクリックします。
    「指定の端末だけキャプチャーを許可する」ダイアログが表示されます。
    指定の端末だけキャプチャーを許可
  3. <新しい端末を追加する場合は>:
    [追加]ボタンをクリックします。

    ※追加できる端末情報数は、こちらをご覧ください。
    ※端末を限定するためには、利用する端末の情報を取得する必要があります。
    ※端末情報の取得方法は、こちらをご覧ください。
    新しく追加

    取得済みの端末情報から利用したいものを、[端末情報]に貼り付け、[名前]や[備考]など必要な情報を入力して[OK]をクリックします。 端末を追加


    <既に登録してある端末から追加する場合は>:
    [リストから追加]ボタンをクリックします。

    ※追加できる端末情報数は、こちらをご覧ください。
    既に登録しているリストから追加

    端末の一覧から許可したい端末を選択して[OK]をクリックします。
    リストから追加
  4. 許可された端末の一覧を確認して、[閉じる]ボタンをクリックします。
    端末を許可

2-4-7 指定のキャプチャーソフトだけキャプチャーを許可するには

    暗号化ファイルを閲覧中にキャプチャーソフトやリモートツールが起動すると、暗号化ファイルの上に保護画面が表示されて閲覧できなくなります。 キャプチャーソフトやリモートツールの使用が業務に必要な場合は、それらの使用を許可する設定ができます。(暗号化ファイル単位)
    ただし、この設定はセキュリティホールになりますので、お客様のご判断で設定ください。
    ※ キャプチャーソフト、リモート系ツール(ターミナルサービス、リモートアシスタンス等)/仮想PCソフトウェア/Windowsヘルプなどの使用許可設定ができます。
    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [指定のキャプチャーソフトだけキャプチャーを許可する]にチェックをいれます。
  2. [キャプチャーソフトの設定]ボタンをクリックします。
    指定のキャプチャーソフトだけキャプチャーを許可

    「指定のキャプチャーソフトだけキャプチャーを許可する」ダイアログが表示されます。
    指定のキャプチャーソフトだけキャプチャーを許可
  3. [追加]ボタンをクリックします。
    「キャプチャーソフトの追加」ダイアログが表示されます。
  4. 許可したいキャプチャーソフトのプロセス名を入力して、[OK]をクリックします。
    ※プロセス名は、暗号化ファイル閲覧中に表示された保護画面のダイアログに表示されます。そのプロセス名を「キャプチャーソフト名」欄に入力します。
    キャプチャーソフトを追加
  5. 許可されたキャプチャーソフトを確認して、[閉じる]ボタンをクリックします。
    キャプチャーを許可

2-4-8 前回暗号化した設定を再利用するには

    前回暗号化した設定は自動的に保存されています。前回と同じ暗号化の設定で暗号化したい場合は、この設定を読み込むことができます。
    よく使う場合は、[この設定を保存]で名前を付けて保存しておきます。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [設定の読み込み]ボタンをクリックします。
    設定の読み込み
  2. [前回設定]を選択して[読み込み]ボタンをクリックします。
    前回設定を読み込み

2-4-9 よく使う設定を保存しておくには

    毎回、同じ暗号化設定で暗号化するような場合は、[この設定を保存]で名前を付けて保存しておくと便利に利用できます。

    ※基本的な操作はこちらをご覧ください。
  1. [この設定を保存]ボタンをクリックします。
    この設定を保存
  2. [名前]を入力して[保存]ボタンをクリックします。
    名前を入力して保存
    保存した設定は、[設定の読み込み]で読み込むことができます。

2-4-10 暗号化先フォルダーを指定するには

    暗号化ファイルの出力場所は、初期値では、元ファイルと同じ場所です。出力先を別のフォルダーに変更したい、または、暗号化時に常に自分でフォルダーを指定できるようにしたい場合に設定します。
    たとえば、PCからファイルをUSBメモリーに入れて暗号化して持ち出す目的では、出力先をUSBメモリーのドライブにしておけば、自動的にUSBメモリーに暗号化ファイルが出力され便利です。
  1. メニューバーで[オプション]-[オプション]を選択します。
    [オプション]メニュー
  2. 表示される「オプション画面」の「暗号化先」で設定項目を変更します。
    オプション画面

2-4-11 「TSLocker」画面を最前面に表示するには

    「TSLocker」画面を、常に最前面に表示する設定です。初期値は、最前面に表示する設定になっています。
  1. メニューバーで[オプション]-[オプション]を選択します。
    [オプション]メニュー
  2. 表示される「オプション画面」の「基本」で、「常に最前面に表示する(再起動後に反映)」のチェックをオンにします。
    ※初期値はオンになっています。
    オプション画面